本日のアウト・オブ・ツイート


本日の写真ではないけど有楽町。照らされるディスプレイ。

・相変わらず民放の報道が酷い、と感じる。
報道ではなく、お涙頂戴、危機を煽るバラエティーショウに。
さらに酷くなったと感じるのはアナウンサーから普段の番組のキャスターに変わったおかげでおバカさん度がメルトダウンしそうだ。
たかがテレビに向かって「こいつ、バカだ!」と言ってしまった僕も大人げないというかバカなんだけど。

・言葉のチカラ
それでも被災地の人達の言葉がテレビから流れ始めてきた。
すごい!この人達!この言葉、いったいどこから湧いてくるのだろう?
テレビを見ているこちらが励まされている。
「みんな、こっちは大変だけど心配するな。お前達も頑張れよ」
親が子供を愛する力はすごい。
朝から意を決して原発の消化に向かう人の言葉を見たりして涙が止まらない。
テレビはずっと被災者の人達の言葉を伝え続ければいいのに、と思った。
どうせCMカットだし。司会者のどんな言葉よりも伝えるものがある。

・パフォーマンスなの?
千葉の被災地が計画停電で停電してしまった。
このことはまことに遺憾ではある。が、テレビで森田健作千葉県知事が東電相手に怒りを爆発させていた。おそらくは今日の事であろう。
でも… 停電になった時に手を直ぐに打てなかったのだろうか?
その時に抗議行動を直ぐに起こしていれば停電は回避できたのではないだろうか?
そう思ってしまった。それはダメなの?
穿った見方をするとパフォーマンスしているだけなの?
と思えてしまった。僕は人間が小さい。

・募金してきた。
白状すると僕はチャリティーとか募金の類があまり好きではない。
何か免罪符を買って安心するというか「コレで良いことをした」という自己満足、マスターベーション的な感覚が嫌いだしそれで満足したくないのだ。
職場に近いニッポン放送に持っていった。
名前とメッセージを添えて募金箱に、という。
アドリブに弱いのでベタなメッセージを書いてしまった。

「ほんの少しです。すいません。
一緒にゼロからのやり直しですが一緒にやりましょう。
きっとあなた達と笑顔でお会いできることを信じています。」

なんてベタなんだろう。我ながら恥ずかしいというかうまく伝えられない。
ただ頑張るという言葉は使いたくなかった。
テレビで映された救援物資のレジ袋に「がんばろう、わしたち」の文字の方がはるかに素晴らしい。
すぐさま知事が抗議行動を起こしていたらすぐに回復は無理なのであろうか?
穿った見方をするとパフォーマンスなのか?と思ってしまうのだ。